介護施設の分類

介護保険施設・有料老人ホーム・軽費老人ホームなどの分類について。

更新日:2020/01/18
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介護施設の分類と介護サービスの種類

()カッコ内の内容が、その施設で利用できる介護サービスの種類となります。

介護保険施設

特別養護老人ホーム

(介護福祉施設サービス)

介護老人保健施設

(介護保健施設サービス)

「従来型老健」と「新型老健」がある

介護療養型医療施設

(介護療養施設サービス)

介護医療院

(介護医療院サービス)

「Ⅰ型」「Ⅱ型」「医療外付け型」がある

特定施設

下記のうち「地域密着型特定施設」以外の施設が「特定施設」に該当する

有料老人ホーム

有料老人ホームの定義:「食事」「介護」「家事」「健康管理」のうち、いずれかのサービスを提供している高齢者向け施設

介護付き有料老人ホーム

(特定施設入居者生活介護)

住宅型有料老人ホーム

(外部事業者の介護サービス)

健康型有料老人ホーム

(介護サービス不可)

※このサイトでは扱っていません

サービス付き高齢者向け住宅

有料老人ホームの定義に該当するサ高住は、有料老人ホームとして特定施設に含まれる ※該当しないサ高住はわずかしかない

一般型サービス付き高齢者向け住宅

(外部事業者の介護サービス)

介護付きサービス付き高齢者向け住宅

(特定施設入居者生活介護)

養護老人ホーム

(特定施設入居者生活介護|外部事業者の介護サービス)

※このサイトでは扱っていません

軽費老人ホーム

軽費老人ホームA型

(主に外部事業者の介護サービス)

軽費老人ホームB型

(設置数が極めて少ないため未確認)

ケアハウス

軽費老人ホームC型ともいう

一般型ケアハウス

(外部事業者の介護サービス)

介護付きケアハウス

(特定施設入居者生活介護)

都市型軽費老人ホーム

(主に外部事業者の介護サービス)

入居時の要件に基づく特定施設の分類

介護専用型

要介護者が入居可能

※定員が29人以下の場合は「地域密着型特定施設」になる

混合型

要介護者の他に、自立者や要支援者も入居が可能

地域密着型施設

認知症高齢者グループホーム

(認知症対応型共同生活介護)

地域密着型特別養護老人ホーム

定員が29人以下の特別養護老人ホーム

(地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護)

「単独型」と「サテライト型」がある

地域密着型特定施設

介護専用型で、定員が29人以下の特定施設

(主に地域密着型特定施設入居者生活介護)

著者情報

高橋 永治(たかはし えいじ)

介護情報サイト「介護Ways」の運営者。

1996年、自身にとって初となるWebサイトを立ち上げ、98年からは企業向けのWebサイト制作サービスを開始。現在は企業サイトの運営管理、および複数の自サイトの運営管理を行っている。

親が認知症になってからは介護の世界に関心を持ち始め、介護保険制度について調べていくうちに「この複雑で分かりにくい情報を整理したい」という思いに駆られ、10ヶ月に渡る制作期間を経て2020年1月に介護Waysを公開。「簡潔に分かりやすく」がモットー。