居宅介護住宅改修費の意味・解説

読み方:
きょたくかいごじゅうたくかいしゅうひ
更新日:2020/10/21
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居宅介護住宅改修費とは

居宅介護住宅改修費とは、要介護者の自宅(住民票に記載されている住所)を対象として、介護保険適用で住宅改修を行えるサービスのこと。

対象となる改修内容は下記の6種類で、事前申請~市区町村の許可を得た上で工事を開始する必要がある。

  • 手すりの取付け
  • 段差や傾斜の解消
  • 滑りの防止および移動の円滑化等のための床材の変更
  • 引き戸等への扉の取替え
  • 洋式便器等への便器の取替え
  • 上記の改修に付帯して必要となる工事

改修費の利用限度額は1住宅につき「20万円」までとなっており、「償還払い」または「受領委任払い」によって支払いを行う。利用者が転居した場合(転居リセット)、または要介護度が大幅に上がった場合(3段階リセット)には、利用限度額の枠が新たに設けられる。

要支援者向けの同様のサービスは「介護予防住宅改修費」という。

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