地域包括支援センターの意味・解説
- 読み方:
- ちいきほうかつしえんせんたー
更新日:2020/10/17
地域包括支援センターとは
地域包括支援センターとは、地域で暮らす高齢者のための「公的な総合相談窓口」のこと。「地域包括」「包括」と略されることもある。各市区町村に1か所以上設置されており、保健師、社会福祉士、主任ケアマネジャーなどが連携を取りながら各種の相談支援を行う。
具体的には「介護に関する相談や関係機関との連絡・調整」「要支援者や事業対象者に対する介護予防ケアマネジメント」「高齢者の権利を守るための支援」「地域のケアマネジャーに対する支援」「地域における連携体制の構築」「地域ケア会議の開催」などを行っている。他に、介護予防支援事業所として要支援者に対する介護予防支援も実施する。
相談は無料となっており、高齢者本人だけでなく、その家族からの相談も受け付けている。(電話での相談も可能)
地域包括支援センターに関する補足
「地域包括支援センター」が正式名称となるが、市区町村によっては独自の愛称で呼ばれている場合がある。
例:高齢者あんしんセンター、高齢者あんしん相談センター、高齢者いきいき安心センター、あんしんケアセンター、高齢者あんしん窓口、他。
関連用語
- 「地域包括支援センター」に関連した介護用語
関連記事
- 「地域包括支援センター」に関連した介護情報の記事